【昭和40年】 母 25歳
朝永振一郎のノーベル物理学賞受賞、巨人が日本シリーズ制覇V9時代の幕開け、プロ野球第1回ドラフト会議、千葉治平が「虜愁記」、新橋遊吉が「八百長」で直木賞を受賞、津村節子が「玩具」、高井有一が「北の河」で芥川賞を受賞、藤井重夫が「虹」、西村京太郎が「天使の傷痕」で江戸川乱歩賞を受賞、大相撲では、大鵬幸喜が春場所、名古屋場所、九州場所で幕内最高優勝。
【昭和41年】 母 26歳
日本の総人口が一億人超突破、メートル法施行、尺貫法の公的な使用の禁止、祝日法改正(建国記念の日、敬老の日、体育の日が祝日として制定される)、ビートルズ来日、全日空羽田沖墜落事故、立原正秋が「白い罌粟」、五木寛之が「蒼ざめた馬を見よ」で直木賞を受賞、丸山健二が「夏の流れ」で直木賞を受賞、巨人が日本シリーズ制覇、大鵬幸喜が春場所、夏場所、名古屋場所、秋場所、九州場所で幕内最高優勝。年間で6場所の内、5場所で優勝。昭和36年の流行語の1つに「巨人・大鵬・卵焼き」という言葉があります。この3つは、当時の子供が好きな物を並べた言葉ですが昭和40年代の前半においても巨人や大鵬は、とても強かったですね。
【昭和42年】 母 27歳
欧州共同体 ECの発足、ユニバーシアード東京大会、ツイッギーが来日、ミニスカートブーム、吉田茂元首相死去 戦後初の国葬、生島治郎が「追いつめる」、三好徹が「聖少女」、野坂昭如が「アメリカひじき」「火垂るの墓」で直木賞を受賞、大城立裕が「カクテル・パーティー」、柏原兵三が「徳山道助の帰郷」で芥川賞を受賞。
【昭和43年】 母 28歳
グルノーブルオリンピック、郵便番号制度が実施される、道路交通法の改正で違反点数制度が導入される、川端康成のノーベル文学賞受賞、三億円強奪事件、早乙女貢が「僑人の檻」、陳舜臣が「青玉獅子香炉」で直木賞を受賞、大庭みな子が「三匹の蟹」で芥川賞を受賞。
【昭和44年】 母 29歳 三男誕生
富士製鉄と八幡製鉄が合併新日本製鐵に、月面に人類初の有人着陸アポロ11号、宇宙開発事業団の発足、金田正一投手の400勝達成、チクロ(人工甘味料)の使用禁止、佐藤愛子が「戦いすんで日が暮れて」で直木賞を受賞、庄司薫が「赤頭巾ちゃん気をつけて」、田久保英夫が「深い河」、清岡卓行が「アカシヤの大連」で芥川賞を受賞、森村誠一が「高層の死角」で江戸川乱歩賞を受賞。
昭和40年代前半の映画には・・・
【昭和40年】
007ゴールドフィンガー、007サンダーボール作戦、フランケンシュタイン対地底怪獣
【昭和41年】
ドクトル・ジバゴ、おしゃれ泥棒、フランケンシュタインの怪獣サンダ 対 ガイラ、サイボーグ009
【昭和42年】
禁じられた情事の森、007は二度死ぬ、キングコングの逆襲
【昭和43年】
華麗なる賭け、猿の惑星
【昭和44年】
女王陛下の007、日本海大海戦、男はつらいよ、続・男はつらいよ、男はつらいよ 望郷篇など。
「男はつらいよ」は山田洋次監督、渥美清主演の映画であり、男はつらいよのシリーズは全部で48作あり、他に特別編が1作あります。
作品のほとんどは、お盆と正月に公開されており、楽しみにされていたファンの方々も多いでしょう。
昭和40年代前半のドラマやアニメなどのテレビ番組には・・・
【昭和40年】
太閤記、ザ・ガードマン、スーパージェッター、宇宙少年ソラン、遊星少年パピイ、W3、オバケのQ太郎、ジャングル大帝
【昭和41年】
源義経、奥さまは魔女、ウルトラQ、ウルトラマン、マグマ大使、魔法使いサリー
【昭和42年】三姉妹、ウルトラセブン、パーマン、黄金バット、リボンの騎士
【昭和43年】
竜馬がゆく、巨人の星、ゲゲゲの鬼太郎、サスケ
【昭和44年】
天と地と、タイガーマスク、ひみつのアッコちゃん
昭和40年代前半の流行語には・・・
【昭和40年】
フィーリング、やったるで、モーテル、ワタシニモウツセマス
【昭和41年】
ボクァしあわせだなァー、びっくりしたなあーもう
【昭和42年】
ハプニング、大きいことはいいことだ、ハイライフ
【昭和43年】
ズッコケる、昭和元禄
【昭和44年】
はっぱふみふみ、エコノミックアニマル、Oh!モーレツ、ニャロメ、あっと驚くタメゴロー
昭和40年代前半のベストセラーには・・・
【昭和40年】
山岡荘八の「徳川家康」、大松博文の「おれについてこい」「なせば成る」、佐伯浩子の「わが愛を星に祈りて」、山崎豊子の「白い巨塔」
【昭和41年】
三浦綾子の「氷点」、野末陳平の「ヘンな本」、庭野日敬の「人間への復帰」、阿川弘之の「山本五十六」
【昭和42年】
多湖 輝の「頭の体操」、有吉佐和子の「華岡青洲の妻」、大江健三郎の「万延元年のフットボール」、野末陳平の「姓名判断」、五木寛之の「蒼ざめた馬を見よ」、吉屋信子の「徳川の夫人たち」
【昭和43年】
司馬遼太郎の「竜馬がゆく」、御木徳近の「愛」、北 杜夫の「どくとるマンボウ青春記」
【昭和44年】
海音寺潮五郎の「天と地と」、御木徳近の「大もの小もの」、庄司 薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」