【昭和50年】 母 35歳
山陽新幹線の岡山駅−博多駅間が開業、ザ・ピーナッツが引退、ロックバンド キャロルの解散、ベトナム戦争終結、エリザベス英女王の来日、ウィンブルドン テニス女子ダブルスで沢松和子・アン清村組が優勝、沖縄国際海洋博覧会、天皇が初めてアメリカ合衆国の公式訪問、東映太秦映画村の開村、第1回先進国首脳会議(フランスのランブイエ)、三億円事件の時効成立、佐木隆三が「復讐するは我にあり」で直木賞を受賞、林京子が「祭りの場」岡松和夫が「志賀島」中上健次が「岬」で芥川賞を受賞。
【昭和51年】 母 36歳
郵便料金値上げ 葉書20円、インスブルック冬期オリンピック、後楽園球場が日本初の人工芝に、北海道道庁爆破事件、学校給食で米飯の導入、南北ベトナムの統一、モントリオールオリンピック、田中角栄前首相がロッキード事件で逮捕、ソビエト連邦 最新鋭戦闘機ミグ25亡命事件 ベレンコ中尉、酒田大火の発生、三好京三が「子育てごっこ」で直木賞を受賞、村上龍が「限りなく透明に近いブルー」で芥川賞を受賞。この頃のヒット商品や新製品として、ラテカセと呼ばれたラジカセ付のテレビや使い捨てライターやユニット住宅など。
【昭和52年】 母 37歳
青酸コーラ殺人事件、静止気象衛星「ひまわり」の打ち上げ、有珠山の噴火、王貞治一塁手のホームラン世界新記録 756号、日航機ハイジャック事件、長崎バスジャック事件、ハイジャック防止法の成立、この年の直木賞の該当者はなく、池田満寿夫が「エーゲ海に捧ぐ」三田誠広が「僕って何」高城修三が「榧の木祭り」宮本輝が「螢川」で芥川賞を受賞。
【昭和53年】 母 38歳
キャンディーズ解散、世界初の体外受精児誕生(イギリス)、作曲家 古賀政男死去、日中平和友好条約の調印、色川武大が「離婚」津本陽が「深重の海」有明夏夫が「大浪花諸人往来」宮尾登美子が「一絃の琴」で直木賞を受賞、高橋揆一郎が「伸予」高橋三千綱が「九月の空」で芥川賞を受賞。
【昭和54年】 母 39歳
国公立大学共通一次試験の実施、サッチャーが首相に就任(イギリス)、第5回先進国首脳会議東京サミットの開催、ソニー ウォークマンを発売、阿刀田高が「ナポレオン狂」田中小実昌「浪曲師朝日丸の話」「ミミのこと」で直木賞を受賞、青野聰が「愚者の夜」重兼芳子が「やまあいの煙」森禮子が「モッキングバードのいる町」で芥川賞を受賞。この頃のヒット商品や新製品にはプリントゴッコや使い捨てカイロやパンパーズや超音波美顔器など。
昭和50年代前半の映画には・・・
【昭和50年】
タワーリング・インフェルノ、オリエント急行殺人事件、ドラゴンへの道、青春の門、男はつらいよ 葛飾立志篇、トラック野郎 御意見無用
【昭和51年】
狼たちの午後、風とライオン、タクシードライバー、がんばれ!ベアーズ、不毛地帯、犬神家の一族
【昭和52年】
ロッキー、トランザム7000、幸福の黄色いハンカチ、アラスカ物語、獄門島、人間の証明
【昭和53年】
未知との遭遇、コンボイ、スター・ウォーズ、スパイダーマン、サタデー・ナイト・フィーバー、ナイル殺人事件、キタキツネ物語、女王蜂、ルパン三世、野性の証明
【昭和54年】
スーパーマン、ロッキー2、007 ムーンレイカー、エイリアン、ドランクモンキー 酔拳、エーゲ海に捧ぐ、悪魔が来りて笛を吹く
昭和50年代前半のドラマやアニメなどのテレビ番組には・・・
【昭和50年】
元禄太平記、みつばちマーヤの冒険、一休さん、フランダースの犬、草原の少女ローラ、タイムボカン
【昭和51年】
風と雲と虹と、キャンディ キャンディ、まんが日本昔ばなし、ドカベン、母をたずねて三千里
【昭和52年】
花神、バーバパパ、あらいぐまラスカル、まんが偉人物語、若草のシャルロット
【昭和53年】
黄金の日日、はいからさんが通る、野球狂の詩
【昭和54年】
草燃える、ベルサイユのばら、花の子ルンルン
昭和50年代前半の流行語には・・・
【昭和50年】
アンタあの娘のなんなのさ、中ピ連、オヨヨ、乱塾、おじゃまむし
【昭和51年】
記憶にございません、ピーナッツ、灰色高官、はしゃぎすぎ
【昭和52年】
普通の女の子に戻りたい、ワン パターン、天は我々を見放した、よっしゃ よっしゃ、話がピーマン、翔んでる女、カラオケ
【昭和53年】
嫌煙権、フィーバー、口裂け女、不確定性の時代、窓際族
【昭和54年】
熟年、ナウい、キャリア ウーマン、夕暮れ族、ウサギ小屋、ダサイ、にゃんにゃん、エガワる、公費天国
昭和50年代前半のベストセラーには・・・
【昭和50年】
南條範夫の「元禄太平記」有吉佐和子の「複合汚染」萩本欽一の「欽ドンいってみようやってみよう」司馬遼太郎の「播磨灘物語」樋口清之の「梅干と日本刀」
【昭和51年】
五木寛之の「青春の門 墜落篇」壇一雄の「火宅の人」村上龍の「限りなく透明に近いブルー」司馬遼太郎の「翔ぶが如く」山崎豊子の「不毛地帯」
【昭和52年】
森村誠一の「人間の証明」徳大寺有恒の「間違いだらけのクルマ選び」池田満寿夫の「エーゲ海に捧ぐ」
【昭和53年】
城山三郎の「黄金の日日」野末陳平の「頭のいい税金の本」西村寿行の「犬笛」
【昭和54年】
五木寛之の「四季 奈津子」松山千春「足寄より」長谷川町子の「サザエさんうちあけ話」