【昭和45年】 母 30歳
大阪万国博覧会(延べ入場者数は約6420万人)、ビートルズの解散、日立製作所の大規模集積回路の開発、結城昌治が「軍旗はためく下に」渡辺淳一が「光と影」、豊田穣が「長良川」で直木賞を受賞、古山高麗雄が「プレオー8の夜明け」、吉田知子が「無明長夜」、古井由吉が「杳子」で芥川賞を受賞。
【昭和46年】 母 31歳
ザ・タイガースが解散、第48代横綱 大鵬の引退、カップヌードルの発売開始、第一勧業銀行が発足、昭和46年の直木賞は、上半期、下半期のどちらも該当作品がなくて、東峰夫が「オキナワの少年」、李恢成が「砧をうつ女」で芥川賞を受賞。
【昭和47年】 母 32歳 四男誕生
札幌オリンピック、あさま山荘事件、田中角栄通産相の日本列島改造論、大相撲名古屋場所で高見山が幕内最高優勝(外国人力士としては史上初の幕内優勝)、ミュンヘンオリンピック、井上ひさしが「手鎖心中」、綱淵謙錠が「斬」で直木賞を受賞し、宮原昭夫が「誰かが触った」、畑山博が「いつか汽笛を鳴らして」、山本道子が「ベティさんの庭」、郷静子が「れくいえむ」で上半期、下半期で、それぞれ、2名の方が芥川賞を受賞し、和久峻三が「仮面法廷」で江戸川乱歩賞を受賞。
【昭和48年】 母 33歳
為替レートが固定相場制から変動相場制へと移行、祝日法改正による振替休日制の導入、金大中事件、東ドイツ、西ドイツの国際連合加盟、公害健康被害補償法の制定、滋賀銀行女子行員による9億円詐取事件、江崎玲於奈がノーベル物理学賞受賞、巨人が日本シリーズで9連覇、豊川信用金庫事件、長部日出雄が「津軽世去れ節」「津軽じょんから節」、藤沢周平が「暗殺の年輪」で直木賞を受賞、三木卓が「鶸」、野呂邦暢が「草のつるぎ」、森敦が「月山」で芥川賞を受賞。
【昭和49年】 母 34歳
報徳学園高校が選抜高校野球大会優勝、セブン−イレブンが1号店を出店、七夕豪雨、ウォーターゲート事件、中日優勝で巨人のV10の阻止、長嶋茂雄三塁手の引退、気象庁 アメダスの運用を開始、藤本義一が「鬼の詩」半村良が「雨やどり」井出孫六が「アトラス伝説」で直木賞を受賞、阪田寛夫が「土の器」日野啓三が「あの夕陽」で芥川賞を受賞。1974年の選抜高校野球大会では、報徳学園高校が優勝しましたが準優勝した徳島県の池田高校は部員数が11人と少ないながらも健闘し、「さわやかイレブン」と呼ばれて脚光を浴びました。
昭和40年代後半の映画には・・・
【昭和45年】
明日に向かって撃て!、ひまわり、冬のライオン、キングコング対ゴジラ
【昭和46年】
ある愛の詩、ファイブ・イージー・ピーセス、屋根の上のバイオリン弾き、八月の濡れた砂、ゴジラ対ヘドラ、男はつらいよ 純情篇
【昭和47年】
フレンチ・コネクション、時計じかけのオレンジ
【昭和48年】
ゲッタウェイ、スケアクロウ、ソイレント・グリーン、007死ぬのは奴らだ、燃えよドラゴン、男はつらいよ寅次郎忘れな草、仁義なき戦い、恍惚の人、日本沈没
【昭和49年】
ペーパー・ムーン、パピヨン、追憶、スティング、エクソシスト、セルピコ、エアポート'75、アメリカン・グラフィティ、エマニエル夫人、愛と誠
昭和40年代後半のドラマやアニメなどのテレビ番組には・・・
【昭和45年】
樅の木は残った、あしたのジョー、柔道一直線、魔法のマコちゃん、いなかっぺ大将
【昭和46年】
春の坂道、ふしぎなメルモ、ゲゲゲの鬼太郎、天才バカボン、ルパン三世、アンデルセン物語
【昭和47年】
新・平家物語、デビルマン、海のトリトン、ムーミン
【昭和48年】
国盗り物語、山ねずみロッキーチャック、キューティーハニー、ドロロンえん魔くん、エースをねらえ!
【昭和49年】
勝海舟、てんとう虫の歌、アルプスの少女ハイジ、宇宙戦艦ヤマト
昭和40年代後半の流行語には・・・
【昭和45年】
鼻血ブー、ウーマン・リブ、しらける、三無主義、人類の進歩と調和、芸術はバクハツだ。
【昭和46年】
ディスカバー・ジャパン、脱サラ、ホットパンツ、ニアミス、アンノン族。
【昭和47年】
はずかしながら、帰ってまいりました、三角大福戦争、総括、未婚の母、お客様は神様です、バイコロジー。
【昭和48年】
ちょっとだけよ、せまい日本 そんなにいそいでどこへ行く、タバコする、省エネ。
【昭和49年】
わが巨人軍は永久に不滅です、死刑!(漫画 がきデカのギャグ)、負けそう、千載一遇のチャンス、諸悪の根源、晴天の霹靂、ストリーキング。
昭和40年代後半のベストセラーには・・・
【昭和45年】
日本万国博覧会協会の「日本万国博公式ガイド」「日本万国博公式ガイドマップ」石原慎太郎の「スパルタ教育」曾野綾子の「誰のために愛するか」
【昭和46年】
北山修の「戦争を知らない子供たち」山岡荘八の「春の坂道」
【昭和47年】
司馬遼太郎の「坂の上の雲」有吉佐和子の「恍惚の人」田中角栄の「日本列島改造論」羽仁進の「放任主義」
【昭和48年】
司馬遼太郎の「国盗り物語」小松左京の「日本沈没」糸山英太郎の「太陽への挑戦」「怪物商法」
【昭和49年】
五島勉の「ノストラダムスの大予言」曾根綾子の「虚構の家」遠藤周作の「ぐうたら好奇学」リチャード・バックの「かもめのジョナサン」